★冥王の刻印★太陽王とアルハザード
王の髑髏はもはや無言で答えなかった。 「さぁ王よ、儂らも一緒に帰ろうぞ。ユゴスでも、サイクラノーシュでも、セラエノでも、どこへでも。魔界の果てへ」 老魔導師の言葉に、かつては王だった骨と襤褸の木偶人形の髑髏の欠片は、微かに頷いたかのように見えた。彼等がかき消えるのと同時に、天井が一気に崩れ落ちた。
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